浮気調査のよくある失敗事例|どんな時に探偵は、浮気調査を失敗する?

配偶者が浮気をしていると分かったら、証拠をつかんで、離婚や慰謝料請求など、それなりの要求をしたいと考える人は多いでしょう。
しかし、裁判で使える浮気の証拠をゲットするのは、そんなに簡単なことではありません。
裁判で浮気を立証するためには、不貞行為(肉体関係)があったことが証明できる証拠が必要になってきます。
つまり、ラブホテルの出入り写真とか、浮気相手の自宅への出入り写真とかが望ましいのです。
素人の浮気調査では、そういった証拠は簡単には押さえられません。
そこで活用されるのが、探偵事務所です。
探偵は浮気調査のプロですから、素人が調査するよりも証拠集めが成功する確率はアップします。
ですが、失敗に終わってしまう可能性もゼロではありません。
今回は、探偵の浮気調査で失敗する事例をご紹介していきます。
探偵に浮気調査を依頼しようか検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
探偵の浮気調査、よくある失敗例とは?
まずは、探偵の浮気調査でよくある失敗例を確認しておきましょう。
1.車両尾行しているのがバレた

探偵の浮気調査で、バレやすいのは、尾行です。
車であとをつけているのがバレて、撒かれてしまい証拠を掴み損ねた、というケースもあります。
最悪の場合、「怪しい車に後をつけられている」と警察に通報されてしまう可能性もあります。
警察に捕まり、探偵事務所の調査員であることがバレてしまったら、相手に浮気調査をしていることがバレてしまい、それ以降、証拠を掴むことは至難の技になるでしょう。
2.徒歩尾行しているのがバレた
徒歩の尾行でもバレてしまう可能性はあります。
徒歩の尾行は、素人が絶対に手を出してはいけない領域で、とても難易度が難しい調査方法です。
プロは、尾行していることがばれないように、追い抜いたりしながら、自然な感じで尾行を行いますが、それでも100パーセントバレないということではありません。
3.浮気の証拠を撮影しそこなった

浮気の証拠は、通常、写真・音声・動画などに収められます。
もっとも使える証拠は、ホテルなどに出入りしている写真です。
せっかく浮気の現場をみつけても、何らかの理由で写真を撮り損ねてしまったら、その調査は失敗であり、また次のチャンスを狙う必要が出てくるのです。
4.尾行で調査対象者を見失った
尾行で調査対象者を見失った場合も、その日の調査は終了となってしまい、翌日に繰り越しになります。
調査費用は、時間単位で請求されるケースも多いので、調査が失敗し、長引けば長引くほど料金がかさんでしまう、ということも起こりがちです。
5.調査報告書が役に立たなかった

探偵事務所に浮気調査依頼をした場合、探偵事務所から何時にどういった調査を行い、調査対象者がどのような行動をとったのか。が詳細に書かれた調査報告書という書類にまとめられます。
通常、探偵事務所は、裁判で戦えるように、詳細に記した調査報告書を作成し、証拠の写真を添付します。
ですが、稀に、裁判でまったく役に立たないようなおざなりの調査報告書を出す探偵事務所もあります。
そういった探偵事務所は悪徳探偵事務所ですから、ひっかからないように気をつけましょう。
探偵による浮気調査、探偵の選び方で失敗しないための予防策とは?
次に、失敗しないための予防策についてもみていきましょう。
1.探偵事務所の実績を吟味する
まず大切なのは、悪徳探偵事務所に引っかからないように、探偵事務所を吟味することです。
誇大広告をしているような悪質な探偵事務所は避け、実績をきちんと吟味して選びましょう。
2.調査報告書のサンプルを見せてもらう

正式に契約をする前に、見積もりと調査報告書のサンプルを出してもらいましょう。
調査報告書のサンプルが、きちんと裁判で使える形式のものか、も確認しましょう。
また、契約書には、料金の支払い方法や期日、キャンセル料の有無などが明記されていることも確認しておきましょう。
3.完全成功報酬型を選ぶ
絶対に成功させたい、成功させなければ料金を支払いたくないという場合は、完全成功報酬型の探偵事務所を選ぶという方法もあります。
ただし、完全成功報酬型の料金体系は、基本的に料金が割高なので、注意が必要です。
さいごに。探偵事務所は玉石混淆。失敗率を下げるために、探偵事務所を吟味しよう
今回は、浮気調査のよくある失敗例と、失敗を未然に防ぐための方法をご紹介してきました。
探偵事務所は、星の数ほどあります。
まずは、「良心的で実績が豊富な探偵事務所を選ぶ」ことに専念しましょう。